出産当日

  • 前日 AM4時ごろ?

数ヶ月ぶりの懐かしい(?)痛みで目が覚める。うとうとしているとまた痛くなる。
…あれ?
もしかして等間隔で痛くなってる?と思い、ベッドの中で、痛い → 時間見る → うとうと眠る を繰り返す。とりあえず1時間様子を見てからダンナを起こすかなぁなどと思い、うとうとしてたら10時だった。どうやら遠のいたらしい。

  • 前日昼間

結局痛くなることもなく、しばらく切れないだろうからと髪を切りに行ったり、銀行で用事を済ませたり。たまたま道でスイミングのお友達に会い、「まだあんまり出てきそうにないんだけどー」などとおしゃべりする。

  • 当日AM4時ごろ

また昨日と同じ痛みで目が覚める。また1時間様子を見よう、とうとうとしてたら確かに約10分間隔で1時間経過。

  • 当日AM5時ごろ

きちんと時間を計ろうとリビングへ起き出して、陣痛ポンで時間を測る。あれ、7,8分間隔になってる?とダンナを起こす。

  • 当日AM6時ごろ

そろそろ病院へ電話してみるか、と思っていると、少しだけ水が流れるような感覚。数滴ほど濡れていて、漂白剤のようなにおいがした気がしたので、あわてて病院へ電話。陣痛はまだ大丈夫そうだけど、破水だとまずいのですぐに来るようにとのこと。
タクシーを呼び、ダンナにコンビニで朝ごはんを調達してもらう。タクシー会社に「病院へ行くのでいそいでほしいんですけど」と言うと「こっちも急いでますよ(--#)」とキレられた。それなのに、タクシーを外で待たせてしまいました。すみません。

  • 当日7時ごろ

病院到着。破水はないけど子宮口が3cmなので入院とのこと。陣痛は痛いがまだ全然我慢できるレベル。
陣痛室に案内されてパジャマに着替え、テレビを見ながら朝ごはんのサンドイッチ完食。むしろ足りない(ぉ

助産師さんからお産が進むからと言われ、シャワーを浴びたり、病院内散歩してダンナと病院売店で菓子パン買い込んだりとか。まだまだ全然我慢できるレベル。

  • 当日10時ごろ

助産師さんの内診。子宮口5cm。「どーですかー?」と助産師さんは言って来るのだが、痛みが死ぬほどツライ、とかでないので返答に困る。相変わらずフロア内をうろうろしたり、買い込んだ菓子パンほうばったり。

  • 当日12時ごろ

お昼の時間。病院で出たお昼ごはん完食。ダンナの食事が出ないので外に食べに行ったが30分の超特急で戻ってきた。

  • 当日14時ごろ

助産師さんの内診。あまりにも平気そうな顔でしゃべってるのに、子宮口が7cmまで開いているので「痛みに強いのねー」と驚かれる。
内診中に「あ、破水した」と助産師さんが言った瞬間に破水。スイミング友達が言ってたとおり、ホントに「パンッ」って音がした。ダンナが固まってました(笑)

破水したら、痛みが猛烈に強くなり、3時に出たおやつは半分しか食べられず(って食ったんかい)

  • 当日17時ごろ

痛みだけでなく、怒責感(いきみたいって感覚)が強くなる。そのせいか熱が上がってきたのでダンナにヒエピタとか買ってきてもらう。
子宮口は8cmくらいだったか。

  • 当日18時ごろ

あまりの辛さにナースコール。「子宮口はまだ全開じゃないけどもう分娩室行く?」との言葉に「行く、行きますっ」

分娩台でいきみ逃しに「ひっひっふー」を言い続ける。陣痛室では呼吸法でなくひたすら耐え続けていたので、「うわ、ホントに逃せる、ラマーズ法すげえ」とか考えてた。途中「他に陣痛の妊婦さんいるから3分待っててー」と言いながら助産婦さん消える。分娩室に残される私とダンナ。

  • 当日18時ごろ

助産師さんが「いきんでいいよー」。
スイミングの友達が「本番のほうが水中座禅のときより長くいきめるよ」って言ってたけどそんなことなかったよ…だって痛いんだもん…。ダンナがずっと「水中座禅だよっ」って言っててくれたけど、「だってこんなに痛くなかったもんー」って散々言ってた(気がする)。この合間にもときどき助産師さん消えてたような。「今いきんでいいのか???」と思いながらいきんでた。
あと「先生呼んでー」という声も聞こえてたな。

短い呼吸をするように言われたときには「あーやっと最後だなー」そして出てくる感覚がした後に産声が。(産声までに少し時間が開いていたらしいのだが、どうも少し意識を失っていたようだ)

そして「先生ー、生まれましたー」と助産師さんが電話する声(笑)。間に合ってないんですけど。
次の日に助産師さん曰く「子宮口全開から20分だったんだってねー。すごい安産だね」。立ち会ったダンナ曰く「勢い良く出すぎて落ちないように支える羽目になってた」らしい。うまくいきめてたんだなぁ、きっと。

先生が「おめでとー」と言いながら登場して、最後の処置。先生来る前だったから、切ったわけじゃなくてきっと裂けちゃったんだろうなぁ。痛いのいやんと思っていたけど、そんな痛みわからないくらい産むほうが痛かった。

処置中に赤ちゃんはダンナと一緒に診察やら体の計測やら。処置が終わってから胸に乗せて2時間のカンガルーケア。
初乳を吸わせるのって、赤ちゃんから自分で吸い付いてくると勝手に思ってたけど違うのね。あまり上手に吸わせてあげられなかった。
そしてカンガルーケア中、ずっと隣の分娩室で別の妊婦さんがいきんでた(^^;;。赤ちゃんとずっと「がんばれーっ」って隣から応援してみたり。そして助産師さんが「お祝い膳は鯛とエビフライとどっちがいい?」いや、そんなこと今考えられないんですけどー。

  • 当日21時ごろ

赤ちゃんを連れて病室へ。けっこうスタスタ歩ける自分にびっくり。
ものすごーくお腹がすいていたんだけど、18時に出たはずの病院食はとっておいたけど2時間過ぎたものは食べさせられない、とのこと。結局ダンナが買っておいたコンビニ弁当&おにぎりを分け合って食べる。トホホ。

  • 当日23時ごろ

ダンナは泊まるわけにはいかないので帰宅。いきなりの赤ちゃんとの二人きりにドキドキ。
でも思ったほど夜は泣かずにぐっすり。私の方が出産ハイなのか全然眠れず、夜中に何度も起きて赤ちゃんを見つめてたり。